佐渡歴史:写真撮影:2012.01.15
日中から気になっていました。
Photo-01
朝から佐渡南部の羽茂地区各所で準備が進められていたのです。1月15日の小正月は歳の神の日。実家のある地区ではトオラヤさんと言いました(ドンドヤから来るものと思います)。餅を焼いたりスルメを焼いたり。子どもの頃は習字の束を持って行きました。この火で燃やせば字がうまくなるんだと。
何でも願いが叶うかなぁ。
今となっては立ち上がる炎に願をかけたくなります。今年も良い年に。今年こそ良い年にと..。
Photo-02 竹で組んだ三角錐の小屋状のものをドンドヤと言うそうです。
Photo-03 僕を入れて結局大人だけの七人でした。
Photo-04
Photo-05
Photo-06
Photo-07 餅を焼こう。
さぁ、一杯御神酒を。この餅焼けや。するめ食べていけっちゃ。カメラと三脚以外何も持たずに来た自分です。火に当たり、火の粉もかぶり、たくさんの御利益を得たあげくに竹に飾りのついたお守りもいただきました。
このお守りは来年焼きにこいっちゃな。なんてもう来年のお誘いも受けました。足下には雪。寒い冬の日没後の心温まる一時。昔は子どももおった。そう言われると、子ども達の姿はもうここにはないのが寂しくもありました。ただ、見渡すとあちこちに同じ炎が小さく立ち上がっている。せめて来年もまた皆さんがここに集うことを祈るばかりの風景でした。
---------------------------------------
写真撮影:2012.01.15
---------------------------------------
2012年 地理の部屋と佐渡島 sadorekisi
---------------------------------------
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
---------------------------------------