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Channel: 地理の部屋と佐渡島
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昭和の音がするラジオ SONY スカイセンサー ICF-5800

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写真撮影:2020.01.03

 

 
 皆さんの自宅には昭和の時代に作られた電化製品があるだろうか。平成・令和と時代がかわり、もはや昭和は31年以上の昔である。かんりにんはラジオの収集に一時はまり、主に海外短波放送を受信するためのいわゆるBCLラジオを集めてきた。

 BCLブーム時代は松下のクーガシリーズやソニーのスカイセンサーシリーズが人気の中心にあったが、これに東芝がトライXシリーズ、三菱のジーガム、日立のサージラム、他三洋やビクター、アイワなどが後を追っていた。それぞれ個性的ラジオで、今思うと良い時代であった。日本の家電産業が勢いのあった時代である。

 今回紹介するスカイセンサー5800はあの時代を代表する人気機種の一つである。スカイセンサーシリーズは個性的なラジオからなり、そのラインナップの充実度は特筆できる。デザイン的にもかなり良い。この5800は周波数の直読ができる機種では無いがユーザーはかなりいた人気機種で、音も良くて操作の質感もきわめて良い。ラジオ工房ではベストセラーかと述べている。

 手元にある5800は良い状態でわが家に来たが、しばらく使わないうちに電池ボックスのスプリングがさびてきている(電池金具腐食)。このことはラジオ工房も指摘している。錆落としをしてみようか?不用意なことはできないので迷うところだ。とりあえず最低限6Vの電源は安定化電源から得れば良いので使用はもちろん可能である。

 

 

Photo-01 曇天の元での撮影です。次も含め画像がシャープじゃ無くなりました。

 

 

 

 

Photo-02 ダイヤルフィルムは見やすくアナログラジオの味わいがあります。

 

 

 

 

Photo-03 ダイヤルの動きはほどよい粘りがあり、スローとファーストの切り替えはありがたいです。

 

 

 

 

Photo-04 この時代のラジオはRECOUT等充実しています。

 

 

 

 

Photo-05 タイマーもあります。ラジオにこれはありがたいのです。

 

 

 

 

Photo-06 外部アンテナ端子ももちろん装備です。

 

 

 

 

Photo-07 スカイセンサーシリーズはスイッチ一つでロッドアンテナがぽんと出て来ます。

 

 

 

 


【SONY・スカイセンサー・ICF-5800】

http://radiokobo.sakura.ne.jp/R/bcl.html
ラジオ工房/BCLラジオ博物館1

ラジオ工房では定価18800円(1973年4月発売)とありました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC_(%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA)
ウィキペディア/スカイセンサー

http://www003.upp.so-net.ne.jp/tokita/skysensor/lineup.html
スカイセンサー総合カタログ

https://goldenyokocho.jp/articles/11
ゴールデン横町/レトロラジオ・ラジカセ館

 

 

 


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