写真撮影:2013.01.19
この地の石仏を紹介するのは二度目です。
Photo-01
雪の中の風景は無理とあきらめ、今回は一体一体を写してみることにしました。すべてを写しているわけではないですが、それぞれに新旧も含めて個性を感じます。長年厳しい季節風にサラされてきたその姿には、何か素朴な風合いを感じます。是非一時おつきあい下さい。
Photo-02
Photo-03
この地は厳しい北西季節風が直接吹き付ける地です。こうした石仏達はそんな風に晒されることで、少しずつ磨き込まれて角を丸められます。そして、次第に石に戻っていくのです。そのぎりぎりの姿が何とも言えぬものになっています。
Photo-03。まだそのお顔がわかります。やがてそれすらわからなくなっていくはずです。次のPhoto-04,05,06の様にです。そうした変化に、仏教の言う無常の言葉がありのままに生きて居るとも感じます。諸行無常・諸法無我。いつもこの言葉を思い出します。
Photo-04
Photo-05
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Photo-07
Photo-08
Photo-09 風に磨き込まれてここまでなるのに何年かかったことでしょう。
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写真撮影:2013.01.19
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2013年 地理の部屋と佐渡島 sadotiri
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