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陸軍大臣・阿南惟幾(あなみこれちか)。
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名前だけは知っていたが、終戦(敗戦)を目前に陸軍の責任を一心に背負い現役のまま自刃。天皇の陸軍として、ポツダム宣言の受諾から玉音放送にいたる戦争終結の現実をしっかりと受け止めたリーダーであると今回の読書体験で知った。
さぞ無念であっただろう。玉音放送にいたるまでの舞台裏を僕はまったく知らなかった。二・二六以来再び軍によるクーデターが決行されるのか、実際終戦といっても大変だったんだなというのが率直な感想。玉音放送は予定通りなされたこと知ってはいても、関係者の緊張と苦悩に引き込まれていく。
作者は半藤一利さんだ。旧制長岡中学校卒。そんな経歴から親しみを感じる作家で、『昭和史』などは読み返したくらいだ。購入の際に角田房子さんの『一死、大罪を謝す 陸軍大臣 阿南惟幾』も買った。こちらはこれから。楽しみである。
https://www.youtube.com/watch?v=d561WdTZnGo
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写真撮影:スキャニング 2015.11.03
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2015年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_907
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