写真撮影:2012.12.29
昨日に続いてトロ箱の中身をのぞいて歩きましょう。
Photo-01
ベニズワイガニでしょう。外れていたら済みません。カニ籠漁の対象ですが、定置網にもかかるのでしょうか?茹でると鮮やかな赤みを帯びまして美味なることこの上なしです。
Photo-02
カニの右側が問題です。石とある右下隅は不明ですが、その奥ははミズダコですね。冬の味覚としてこれまた良いものです。防波堤などでのタコ採りでもかかりますが、一旦かかりますと大変なバトルが待っている相手で、体力に自信のない方には相手にしない方が良いと思われます。ただ、手助けしてくれる人がいましたら大いにどうぞ。僕はその手伝いで大きなマダコをもらったことがあります。揚げたミズダコの大きさが一匹で袋から溢れるほどのものだったからなのです。
Photo-03 ブリ一歩前?
これとて小さくはありません。いわゆるワラササイズです。僕の仕掛けではやはり竿が折れるか、糸が切れるかというサイズです。一般的な家庭でしたらこれで寒鰤と称して楽しんで良いサイズです。
単身赴任の僕は30?ほどのまな板に中華包丁とアジ切り程度の包丁しか持ってきていません。そこでこれが来たら大変です(大笑)。本当の寒鰤でしたらほぼ全ての家庭でお手上げなのですよ。
Photo-04
イカです。ヤリイカかなぁ。たぶん生で出していますから揚がってすぐでしょう。一方沖合で漁をしている船は船上で即冷凍です。船凍イカというのも鮮度は良いです。ちなみに、僕の楽しみはイカの歯。いわゆるトンビと呼ばれる部分です。焼いても良し、煮てもよしの酒飲みのお友達です(大笑)。
Photo-05
ウマヅラカワハギ。
定置網をかける漁師にとってはこれの豊漁こそ最も忌むべきことでしょう。とにかく鰤漁の相手として結果これの大漁となりましたら同情します。市場価格がきわめて低い。たぶん網元は赤字となるかもしれません。しかし、この魚のうまさは格別です。寒鰤は確かに口でとろけるうまさがありますが、あれは多食のできぬほどの油も併せ持っています。素直に魚の味をと言うのであれば、大衆魚なのに良い味を出すこちら。まずカワハギをと思うのです。特に関西方面の皆様。鰤の市場価格の高い時はウマヅラをお買い求めください..(大笑)。
Photo-06
奥からカツオ(たぶんソーダガツオ)、イナダ、タイ(刺身はともかく煮るか焼くならこのサイズ)、イカとトロ箱ごとに種が異なるのも楽しいのです。ただ、漁師さんはあまり歓迎しないだろうなぁ(苦笑)。
Photo-07
最後となりましたね。右にマゴチがありますが、中央に鎮座しているのは黒鯛ですね。サイズとしても申し分のない大きさです。鯛は何にしろうまい。それはわかりますが、黒鯛とてその価値に大きな違いは無いだろうと思います。僕の拙い釣り歴では、この魚種ほどサイズに恵まれていない種はないです(愚痴笑)。
【地理佐渡】
皆さん済みません。今かんりにんは長岡の自宅へと戻っています。サイト管理は月曜夜か火曜からとさせていただきます。ご容赦願います。
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写真撮影:2012.12.29
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2012年 地理の部屋と佐渡島 sadotiri
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