ようこそ。地理の部屋と佐渡島へ。905
このブログサイトが立ち上がったのは今から11年前。
Photo-01 皆川さん親子が被災した現場。 撮影は2006年12月24日。以降もすべて同じ。
早いものである。開設したその年、同月に激震に見舞われるなんて思ってもいなかった。このサイトは十月十日に開いたのだが、それから約二週間後の二十三日に中越地震が発生。新潟県中越地方の中山間部に大きな被害を出した。それ以降紹介する風景の中心は被災地の風景であった。管理人はどちらかというと一つことに集中するのを好まぬタイプで、いわゆるむらっけの多い性格。地理と佐渡をテーマにしていながら脱線も多かった。今では山野草を紹介するサイトかと見まごうばかりだ(笑)。
おかげでネット上でたくさんの友人ができた。出会いと別れを繰り返し、実にたくさんの方々と交流させていただいた。中にはすでにこの世にいられない方もいるのが残念である。しかし時は流れる。とどまるよりそれに身を任せて自分自身も少しずつ変わらねばならない。
2009年から佐渡にいた。五年間だ。昨年単身赴任を解き長岡へ戻る。疲れ切るっていたその年5月に義父、そして十二月には実父が他界していった。いつしかサイト管理をするペースは落ちていった。この辺は皆さんご存知のことで、ご容赦願っている。
さぁ、あれこれと回想を続けたがこれからどうするのか。12年目に突入していく今、現状の中からもサイトを維持する上で新しい機軸方針を持たねばならない。ゆっくり考え、これからの一年の『地理の部屋と佐渡島』をどう維持するかいずれ固めていきたい。
これからもよろしくお願いします。
なお、今回紹介している写真のすべては震災から二年後の風景である。
Photo-02 小千谷市横渡
Photo-03 崖を守るアンカー。
このあと東山地区から山古志を経て旧栃尾市半蔵金へ。
Photo-04 震災から二年の棚田。
Photo-05 まだ爪あとが残っていた。
Photo-06 こうした土台が痛められた風景がたくさん。
Photo-07 災害は思い出ある物をごみにしてしまう。
Photo-08
Photo-09 半蔵金中心部を見下ろす。
Photo-10
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写真撮影:2006.12.24
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2015年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_905
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