写真撮影:2015.12.29
両津港から県道佐渡一周線を北上。車で約65分。
Photo-01 北鵜島第一トンネル前から。
最後に載せた地図からも分かろうが、すでに弾崎を過ぎているから両津湾の外側になる。標高167mの標高すでに大野亀を単なる岩というのではなく、小山といえるものとしている。頂きに至る道がある。麓の草原は6月にはトビシマカンゾウの大群落が見事で、カンゾウ祭りの季節をピークに観光客が訪れる。山頂には石灯篭がある。ここからの眺めは良いが、崖下を見下ろすと足がすくむかもしれない。
Photo-02 頂に石灯籠の出っ張りが見える。
さて、この大野亀を眺めるのに一番良いポイントはどこか。色々候補はあるが、手軽に済ませるなら北鵜島第一トンネル、第二トンネル、第三トンネル、それぞれの入口から見返すのが良いと思う。
Photo-03
この大野亀には思い出がある。
まだ小学生だった頃に、日々多忙な中両親がこの地にキャンプに連れてきてくれたことだ。兄と4人。何をどうしたかは深くは思い出せないが、ここでの思い出を失うことはない。その父はおととし暮れに他界。父の死後母も物忘れが激しくなってきている。悔やまれるのは、生前父を連れてこの地を訪ねようとしても、外出したくないの一点張りでそれが実現しなかったことだ。カンゾウの季節。仕事を休み、佐渡へ向かう。母を連れ大野亀を訪ねてみたいものだ。それには仕事上の障害が多すぎる。今の境遇を恨むばかりだ。
Photo-04 北鵜島第二トンネル前から。
Photo-05 北鵜島第三トンネル前から。
Photo-06
Photo-07 北鵜島第三トンネル ここを過ぎると北鵜島だ。
map1 国土地理院 地図閲覧サービス 山頂には三角点もある。
map2 国土地理院 地図閲覧サービス トンネルが三つある。
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写真撮影:2015.12.29
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2016年 地理の部屋と佐渡島 sadotiri
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