津南町から秋山郷へ 「サンカヨウ」ほか
写真撮影:2019.06.02 6月初旬。苗場山三合目付近はまだ雪が融けて間もなかった。だからいわゆる春の妖精達の姿も見られた。サンカヨウはやがて実をつけ、その存在感はすぐに消える訳では無いが、白い花の時期はごく短い。もう7月に入った今。一月前の風景となってしまった。 Photo-01 山荷葉 学名:Diphylleia grayi メギ科サンカヨウ属...
View Article津南町から秋山郷へ 「ムラサキヤシオツツジ」
写真撮影:2019.06.02 北海道から東北、中部以北の日本海側とウィキペディアは分布域を説明する。まだ雪がわずかに残る新緑の森を歩くと、登山道脇などでこの明るい紫を見る。やはり自生地で見るのが何よりで、毎年楽しみにしている樹木性の花である。 Photo-01 紫八汐躑躅 学名:Rhododendron albrechtii ツツジ科ツツジ属...
View Article津南町から秋山郷へ 「オオイワカガミ」 雪と250TR
写真撮影:2019.06.02 日本海側で見るイワカガミの仲間である。つややかな葉は他のイワカガミ類より大柄でこの名がついた。越後ではこれだ。長岡市郊外の広葉樹林帯の林床を大きな群落が覆ったりしている。6月でこの風景はここが苗場の三合目という所からである。 Photo-01 大岩鏡 学名:Schizocodon soldanelloides var. magnus...
View Article津南町から秋山郷へ 「鳥甲山他・秋山郷周囲の山」
山の風景137 写真撮影:2019.06.02 小赤沢から苗場に向かった帰り。行きとは異なるルートをたどって国道を目指した。見晴らしの良いところがあり、秋山郷奥部とその周囲を囲む山々が望めるのだ。信州方面には志賀高原の山。上州方面には左武流山とかが見られる。どれがどれなのかをきちんと言えないのが申し訳ない。せめて分かるのは中津川源流域で、川を挟んで苗場と対峙する鳥甲山くらいである。...
View Article津南町から秋山郷へ 「鳥甲山と天池」 付:小赤沢温泉
山の風景137 写真撮影:2019.06.02 国道405号線は信濃川支流の中津川沿いを走る。その道は右岸・左岸を縫い、大赤沢付近で左岸から右岸へうつる。道は広くないし、工事中の区間も多い。他だ心配は無い。交通量が少ない。...
View Article津南町から秋山郷へ 「クルマムグラ」
写真撮影:2019.06.02 国道405号沿いで見かけた。杉木立などが日陰を作る路肩に小さな群落を作っていた。このクルマムグラによく似る●●ムグラと名付く他種や、クルマバソウ(葉の表面が艶っぽい)というよく似たものもある。均整のとれた出で立ちと、緑。そして小さな白い花。派手さは無いが撮影してみると面白い。 Photo-01 車葎 学名:Galium japonicum Makino...
View Article津南町から秋山郷へ 「フタリシズカ」 付:昆虫
写真撮影:2019.06.02 「和名は、2本の花序を、能楽「二人静」の静御前とその亡霊の舞姿にたとえたもの」 ウィキペディアでは名の由来をこう説明する。白い花序は二本とは限らず、たまに3~4つというものもある。亡霊の舞い姿。確かにフタリシズカはやや薄くらい日陰を好む気がする。日陰でひっそり。一つ見つけると周囲に次々見つかる。 Photo-01 Photo-02...
View Article津南町から秋山郷へ・最終回 「アカモノ」
写真撮影:2019.06.02 本州であれば近畿以北の日本海側と分布域が語られる。低山帯から亜高山帯に見られる山の植物。名前は実が赤くそれをアカモモと言い、それが訛ってアカモノになったらしい。花は白く姿形が良い。撮影は結東の石垣田である。良い風景を見たあとに良い花も見た。 Photo-01 赤物 ツツジ科シラタマノキ属 Photo-02...
View Articleツルアリドオシ
写真撮影:2019.06.13 アリドオシ は、アカネ科アリドオシ属の常緑低木だが、これに葉や花がよく似るからこの名という。常緑性の多年草。今回は白い花を撮影しているが、赤い小さな実をつける。この実もアリドオシに似るという。しかし、こんなことを書いていつつも、肝心のアリドオシの実物は見たことが無い。地を這う小さな植物である。樹木の下などやや日陰の地を好むようである。 Photo-01...
View Articleウツボグサ 2019.06.13
写真撮影:2019.06.13 佐渡ではドンデンへの道沿いで群落をよく見たが、だからといって山の植物とも言いがたい。里でも見ている。長岡では東山丘陵の低い部分でも見かけられる。6月上旬の写真だからもう一月は経ったが、群落の風景は涼やかで良い。一輪挿しにしてみよう。そう思い立ち、翌日職場に一本だけ持ち込んだ。気にしてくれる同僚がいたのが嬉しかった。 Photo-01 靫草...
View Articleバン 幼鳥 2019.06.14
写真撮影:2019.06.14 最初名この鳥を見たのは佐潟だったと記憶する。まさか職場近くの川で見るとは想像だにしなかった。春先から成鳥(親鳥)の姿を見ていたが、気がついたら子が生まれたようだ。以来、カメラ片手に休憩時間ともなると子バンの姿を撮影するのが楽しみとなった。6月14日。もう一月前のことであるが、最近姿を見ていない。 Photo-01 鷭 学名:Gallinula...
View Articleオオバギボウシ 2019.06.15
写真撮影:2019.06.15 早春の若葉は山菜のウルイである。食したことはもちろんあるが、自ら採取することは無かった。ただ、若芽は気をつけたい。毒のあるコバイケイソウの若芽とよく似ているのだ。だから、よほど見分ける自信が無い限り手を出してはいけない。葉が小さく、花の付き方がまばらなコバギボウシも越後で見られる。 Photo-01 大葉擬宝珠 学名:Hosta sieboldiana...
View Articleコシジシモツケソウ 2019.06.15
写真撮影:2019.06.15 長らくオニシモツケとばかり思っていたが、コシジシモツケソウという種があると知った。越後の山野で見るシモツケソウの仲間はいつも淡いピンクをしている。図鑑で見るオニシモツケは中部以北の分布で、関東以西に分布のシモツケソウとは又異なるが、白がメインでどこかしっくりとこなかった。...
View Articleヤマブキショウマ 2019.06.15
写真撮影:2019.06.15 よく似るトリアシショウマも若芽は山菜。このヤマブキショウマも又しかり。両者の区別は白い花の姿もそうだが、葉の違いも大切である。 ともに山菜としての利用がされている。...
View Articleユキノシタ 2019.06.15
写真撮影:2019.06.15 姿形の良い花である。小さな花がたくさんつくので、まるで降る雪のようにも見えたりする。長岡市郊外で至るところでと言う訳では無いが、その風景を見る。見つけたら是非接近して、マクロモードで撮影したい。今回はズーム無しで撮影しているが.. Photo-01 雪の下 学名:Saxifraga stolonifera ユキノシタ科ユキノシタ属...
View Article風防装着 250TR
写真撮影 2019.06.22 風よけのシールドを買って装着してみた。正直言って不格好になるんじゃ無いかと心配したが、結果オーライ。スモークで無く、透明のシールドにしたのも功を奏した。 早速試し乗りしてみた。ヘルメットのシールドをあげて、顔面を出す形で走ってみる。完全に風をよけている訳では無いが効果ははっきり感じる。顔に当たる風もたぶん巻き込んでいる風が中心なのであろう。...
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